将来的に平屋使いが可能!~子どもも大人も高齢になっても安心して暮らせる家~
細長い敷地で間口が6mほどしかないことを心配されていたお施主様。しかし、この敷地だからこそ実現する設計を得意とする『R+houseの建築家』とタッグを組み、家事動線が考えられ、適材適所に使いやすく隠せる収納スペースも設けられた快適なお家になっています。
北側から見た、奥が二階建てで設計された物件
隣地には塀があり限られた敷地ではありましたが、奥を二階建てで設計し、十分な広さが確保されました。外壁はスタッコフレックスで、高い耐久性と優れた伸縮性・通気性・防水性・断熱性を兼ね備えた超弾性塗料です。濃い目のネイビーの外壁をご希望されたお施主様。板張りとの相性も良く、カッコ良い仕上がりになりました。
雨に濡れる心配もなし!2方向から出られるモルタルの玄関ポーチ
奥に向かって直線で造られた玄関ポーチ。雨に濡れないのは大きなメリットになっています。また、正面と南面から2方向に出入りができるようになっているのもお施主様のご希望。玄関先でごちゃごちゃならず、スムーズに動ける動線が大切ですよね。
正面の板張りは屋久島地杉。1年中雨が降る特殊環境の木のため、高い油分と強度があり耐久性に優れています。
お客様用とプライベート用に使い分けが可能な~2way動線の玄関土間~
隠せる収納が沢山ほしいとの要望を踏まえ、奥のシューズクロークには片引戸をつけ廊下側もロールスクリーンを付けられる予定なので、急な来客にも対応可能になっています。
普段は開放して2ヶ所から出入りが可能ですのでお子様や複数人での出入りもスムーズに行えます。
十分な収納力があるシューズクローク
造作で作ったシューズクロークは棚の段数を決めていただけたり、棚の幅も替えれますので、一番下段に長さのある長靴やブーツ…収納したいものによって高さを変更できるのは大きなメリットと言えます。
廊下を進む先は足元への採光が考えられた地窓を設置
リビングの東面にFIXの地窓を配置。玄関からリビングダイニングに向かって採光が入るようになっています。
春夏秋冬どの時間帯にどの角度から光りが入ってくるのか・・・R+houseの建築家は『パッシブデザイン』を大切にし設計します。
1階トイレはお施主様支給のペンダントライトを設置
玄関から入って右側にトイレ・洗面・脱衣・お風呂と家事動線が考えられた水回りがまとめられています。1階トイレにはトイレットペーパーニッチを作り、壁面にトイレットペーパーを収納することで、すっきりとした印象に。トイレ内に他の収納場所はありませんが、洗面台横に隠せる収納スペースを設けることで、無駄のない空間づくりが実現しています。
家事動線を楽に!脱衣場に設置された室内物干し
脱衣場に2本設置された室内用物干しのアイアンバー。造作で集成材を使った台を作り、脱衣場に設置予定の洗濯機で洗う→アイアンバーに干す→造作台で畳む。といったスムーズな家事動線が実現。毎日の家事を少しでもラクにできるのは嬉しいですよね。台にはコンセントも設置し、アイロンをしていただくことも可能になっています。
お施主様のご要望で1階に配置されたファミリークローゼット
お施主様からファミリークローゼットは1階にほしいとのご要望があり、リビングからも脱衣場からもアクセスしやすい位置に配置。収納力を十分確保し、ご家族の衣類を一つの場所にしまうことであちこちに動く必要がなくなり普段の家事も時短に◎クロスは良く見ると隠れミッフィーになっていて、遊び心がありかわいいです。
高めのカウンターでお客様が来てもバー気分が味わえるキッチンカウンター
集成材を使用した造作のキッチンカウンターの後ろ南面に大きな窓があり、採光が入り明るい空間となっています。カウンター下には足を入れる事ができるので、カウンターチェアを置くとスタディスペースにもなります。料理をしているお施主様と勉強やお絵かきをするお子様のコミュニケーションが取れる場所にもなるのではないでしょうか。
TOTO『ミッテ』のキッチン
キッチンはTOTO ミッテ。高級感漂う「人工大理石カウンター」です。家事動線が考えられたアイランドキッチンは人気の間取りになっています。
吹き抜けからの光と東面からの採光で明るさいっぱいのリビング
無垢材のフローリング『アカシア』を使い、大きな窓を設置したリビングは、畳スペースを設けごろんと寝転がれたりお子様の遊び場としても活躍できるようになっています。将来的に高齢になっても1階だけで生活できるような間取りがご希望でしたので、畳にお布団を敷いて寝ていただくこともできるくらいの広さは確保してあります。
2枚の大きな引き違い戸の横に地窓を付けることで玄関方面の廊下へ光が伸び足元にも明るさが入るよう設計されています◎
階段下スペースを有効活用したご主人様の隠れ部屋
階段下には省スペースながらも空間ができるので、そこをあえて有効活用した設計。ご主人の隠れ部屋とし使われる予定ですが、お子様が大きくなったり独立された際には収納スペースとしてもご活用いただけますよね。
大きなFIXの窓から光りが降り注ぎ、広がりのある空間を演出
吹き抜けの大きなメリットとして、『広く見せる』ことが挙げられます。無駄なスペースを作らず、広がりのある空間を得意とするR+houseの建築家ですので、明るさは確保しつつ、空間の作り方にもこだわっています。
2階の主寝室は将来的に仕切れる工夫を
主寝室の真ん中には将来仕切れるように対応壁が設置されていて、お子様が増えてそれぞれの部屋が必要になった際仕切れるようにと考えられています。家を建てる時に今ある条件にあてはめがちですが、今の暮らし方がずっと続くわけではありません。10年後は?20年30年後は?老後は?と、R+houseの家はずっと住み続けていけるお家だからこそ将来のことも考え建築家は設計していきます。
主寝室の収納スペース
将来的に主寝室を2部屋に分けたとき用に各部屋の戸も2つついています。収納棚には布団がしまえるくらいの大きさは確保してあり来客用の収納にもぴったり。R+houseの家は高気密・高断熱で家中の温度差が少ないので季節ごとにお布団を変える必要はあまりないのですが、来客用や大きな収納棚は欲しい方も多いです。
2階の子供部屋
アクセントクロスを貼った子ども部屋には十分な光が降り注ぎ快適に過ごすことができます。2階にもトイレを設置されていますので、安心して過ごしていただけます。
南面とのつながりを大切にしたウッドデッキ
アウトドアリビングになっているウッドデッキは、キッチン前の廊下からそのままウッドデッキに出ることができ、天気の良い日は一旦外に出ずともお日様の光を感じることができます。大きな引違い戸がついているので視界も良好で開放感溢れる空間になっています。