『デザインと性能の両立という夢が叶いました!』
☐ハウスメーカーが数多くある中、R+houseにたどり着いた流れを教えてください。
1番最初はハウスメーカーの総合住宅展示場に行きました。各ハウスメーカーによって各々の特徴や強みがある中で、どうしても価格設定が工務店と比較して高い水準にあったことから、なかなか前に進めずに悩んでいました。
そこで「賢い家づくり勉強会」に参加したところ省エネ住宅の基準や高気密性能、完成後のアフターメンテナンスのポイント、プランニングの仕方等、自分達が家づくりを進めていく上で本当に聞きたかったことや知りたかったことを勉強するいい機会になりました。
そこから徐々にR+houseに興味を持ち始め、注文住宅をするからにはデザインと性能は両立させたいという強い思いがあり、その両側面を満たし、かつコストパフォーマンスの面でもハウスメーカーと比較して安い傾向にあったこと、また地元でもあるため以前から工務店を知っていたことから、自分達の理想型の注文住宅ができると思い、R+houseを選択しました。
☐建築家との家づくりで良かった事はなんですか。
まず驚いたことは建築家との打合せが3回しかないということでした。勝手なイメージでしたが、家づくりとは何回も何回も繰り返し打合せを行うもの(その打合せが1番大変だと家を建てた人から聞いていた)だと思っていました。
最初の打合せに伴い「暮らしのカルテ」を作成して提出したのですが、家づくりのテーマや住まいとは、コミュニケーションとはという設問や、家族の生活時間やライフスタイル、休日の過ごし方等を記入するもので、要望欄もあるのですが抽象的にしか書かなかったので、これで理想の家がつくれるのか不安でした。しかし、このカルテから自分達が理想とする家を目に見える形にして建築家さんから提案していただきました。
また申し訳ないことに自分達は家相に対して特に気にしていなかったので、カルテには記載してなかったのですが、2回目の打合せでプラン提示いただいた後に身内周りが家相上変えた方がいい(北玄関だった)と言われ無理を言って変えていただきました。3回目のプラン提示で見事に問題は解消されており、かつ前回よりもさらに良いプランでした。
3回という限られた打合せ回数だったので、こちらも言いたいことや思ったことを臆することなく言えたり、なぜこういうプランなのかという理由を細かく聞けたりしました。結果的に建築家さんとの3回という打合せ回数は無駄に何回も打合せを重ねるよりも中身の濃い打合せとなり良かったと思います。
☐建築家の印象は?
正直、経験上建築家さんに対して良いイメージはありませんでした。(堅物であったり、個性が強かったり...)しかし会ってみると全然そんなことはなく、優しそうで話しやすい方でした。
また最初いただいたプランから家相上大幅にプラン変更するよう無理を言った時も快く対応してくださり、1回目よりもさらに良い(自分達の理想的な)プランを提示していただきました。
自分達の要望を上手く引き出してもらったり、またそれを目に見える形で表現したり、ちょっと気になることを言ってみたらすぐに絵を描いて説明してくださり、とてもわかりやすく丁寧でした。人によるかもしれませんが、今まで抱いていたイメージとは真逆で心の中では逆に申し訳なく思っていました。(笑)
■お気に入りの場所は?
1つ目はソファーから眺める吹き抜けの景色が好きです。
吹き抜けにシーリングファンが設置してあり、シーリングファン、化粧梁、鉄骨階段越しに吹き抜け窓から見える景色は、晴れた日中であれば青空や夕空が映え、夜になるとスポットライトで吹き抜けを照らすため、シーリングファンと化粧梁に陰影ができ、時間帯によって表情を変える景色をただただボーッと眺めるのが好きです。
2つ目はキッチンから眺める景色です。アイランドキッチンで、キッチンまわりにはかなりこだわりました。天井に木製ルーバーをつけたり、ペンダントライトを吊るしたりしました。またリビングドアも既製品だとこれだというものが無かったため造作してもらったのですが、正にイメージ通りのものができ、キッチンから見えるリビングドアも含めてリビング全体が見渡せる景色が好きです。