"いい土地の探し方"
家を建てる時に、まず必要なのが家を建てるための土地です。今ある家を建て替える場合や相続で土地がある場合を除くと、家づくりは土地探しからスタートさせる方がほとんどです。"理想の家"を実現させるために、1から土地を探すとなると、少しでも条件が良い"いい土地"を探そうとしますよね?
例えば...
・交通面や生活面での利便性の高い土地
・人気のエリア・校区の土地
・緑が多く、治安も良い土地
・地盤が強い、水害・土砂災害などの被害リスクが少ない土地
・希望の広さや形状の土地
・日当たりの良い土地
などなど。理想の条件を挙げていくと、きりがありません。"いい土地"に当てはまる条件は人それぞれの価値観によっても変わってくるので、まずは土地に対する自分のこだわり条件をリストアップして整理することが必要です。その中で優先順位をつけて譲れない条件をしっかり決めておきます。実際に土地を見る前に、判断基準をしっかり持つことが"いい土地"を見逃さずに手に入れるための近道になりますよ♪すべての条件をクリアする、満点の土地を探し続けても、待っていても、その土地は決して見つかりません!(誤解を恐れず、あえて言い切ります...)土地の場合、こだわり条件の7割を満たすものは間違いなく合格点です。存在しない満点の土地を探すのではなく、「今ある土地の中から合格点の土地を選ぶ」という考えにシフトチェンジしてください。
今はネットで何でも調べられる時代なので、まずはネットで検索するとある程度の情報が得られます。不動産屋さんも物件情報のほとんどをネット上に掲載して、少しでも多くの人の目に触れるようにしています。土地情報は、まず不動産業者が十分に査定してから公開するため、条件がとても良くてコストパフォーマンスが高いような、いわゆる"掘り出し物"は残念ながらまずあり得ません。相場よりも極端に安価な土地には、何か理由があるので注意しましょう。そして、土地探しにはライバルが沢山いることも忘れてはいけません。土地は1点ものです。"いい土地"と感じた土地は、他の人にとっても"いい土地"なのです。"いい土地"を見つけた時に、予算が決まっていなければ、即決が出来ずライバルに先を越されてしまいます。また、運良く希望に叶う土地を手に入れたとしても、土地に予算をかけすぎて、肝心の建物にお金がかけられなくなり、納得のいく家づくりが出来なくなってしまっては本末転倒です。実際に住むのは、土地ではなく家です。その家が快適で納得のいくものでなければ、後悔の残る家づくりになってしまうからです。土地探しから始めると、失敗パターンにはまってしまうか、理想の土地と出会えない"土地難民"になってしまいがちです。では、そうならない為にはどうすれば良いか...次回の「"いい土地"の探し方 その②」でお話していきます(^_-)-☆
