基礎断熱と床断熱の違い
いきなりですが、基礎断熱と床断熱の違いってご存じでしょうか?名前の通りですが、基礎断熱の特徴は床下ではなく基礎立ち上がり部分を断熱材で覆うのに対して、床断熱は住宅の1階部分の床下に断熱材を敷き詰めます。それぞれメリットデメリットがあるのでご紹介したいと思います。
基礎断熱のメリット
・気密性が確保しやすく暖かい家づくりが可能
・工種が限られるため高い施工品質が確保しやすい!
基礎断熱のデメリット
・シロアリが基礎内へ入ってくる場合がある
・豪雨などで床下が浸水した際の汚染拡大リスクがある
床断熱のメリット
・一般的な防アリ処理工事で済むので、基礎断熱よりシロアリ対策が容易 ・床下は外部なので、床下浸水であれば居室への影響は少ない ・床下の通気や換気は必要だが、暖房計画は不要
床断熱のデメリット
・複数の工程で済むので、工事の難易度が高くなる ・気密性の確保が難しい ・ ・基礎部分に冷気が流れるので基礎断熱より厚い断熱材が必要
従来からある住宅は床断熱が主流だったと思います。R+houseの家は気密・断熱・換気がしっかりとれている高性能住宅ですので、気密性の高い家づくりが可能になるため、吹き抜けやリビング階段などを室内に作る場合は特に『基礎断熱』がおすすめです!